2016-01-01から1年間の記事一覧

映画という広告

「実写化決定!」という謳い文句を何度見ただろう。 去年辺りからだろうか、マンガの実写化が増え始めたのは。 数字を取ったわけではないので、どれぐらいマンガの実写化が増えたか等々はわからないのだけれども、恐らく皆増えたと感じていると思う。 「銀魂…

二つの仲間

「敵と呼ぶな」 高校生の頃、所属していたサッカー部の顧問がよく口にしていた言葉だ。 「相手がいなくては試合はできない。だからこそ、リスペクトや礼儀を忘れるな」 という意味合いだった。 競技人口1人しかいない競技などありえない。 必ず自分ではない…

どこを切り取るか

映画。 一般的に長編映画の時間は2時間前後だ。 果たして長いか、短いか。 「四月は君の嘘」が実写映画化。 正直、眉をひそめた。 配役に関してもだが、このストーリーを映画に収められるのかと。 この作品、マンガは11巻、アニメは22話(+OVA)なので本編20…

何様

就活のバイブルにしていた「何者」。 そのアナザーストーリー6篇を納めた「何様」が8月の終わりに発売された。 楽しみにしていたが、思ったよりも早い。 「何者」の映画公開に合わせた発売日にするのかと思っていたのだけど。 単行本で割高だからそこまで売…

横浜ロマンスポルノ '16 ~THE WAY~

2年ぶりの横浜スタジアム。1日目。 雨予報に反してきつい日差しが肌を刺してくる。物販の列を探すと噴水付近に看板を持って立つスタッフを見つかる。そこから前を目で辿ると、思わず眉をひそめたくなった。階段横まで伸びた列は折り返してGATE7手前でまた折…

評価の答え合わせ、迎合

直木賞に輝いた「海の見える理髪店」。 短編集らしいし手にとってみた。 最近、長編に挑む気力が中々湧かないもので、短編集ならサクッと読めちゃうかなという魂胆。 いつからか、物語を読んでいると感情移入しすぎるようになった、気がする。 登場人物の状…

カテゴライズ

竹宮ゆゆこ著「砕け散るところを見せてあげる」を読んだ。 「とらドラ!」を書いた人らしい。 カバーイラストは浅野いにお。 帯の推薦文には伊坂幸太郎と市川沙耶。 レーベルは新潮文庫nex。 どうやらライトノベルではないらしい。 東京駅の三省堂書店での推…

いちごといちご味

マンガはかなり好きだからずっとだって読んでいられる。マンガではよく感情移入させられるかどうかを作り手は重視しているという。確かに、感情移入してしまうということはそれだけ夢中になってしまうということだ。つまり、面白いということになるわけで。…

生身への逆行

シャラポワがドーピングをしていた。本人の主張では禁止薬物指定されていたのを知らなかったとのことだけど。ただ、スポーツ選手がある程度薬を用いるのは茶飯事なのかもしれない。メルドニウムだって禁止薬物に指定されたのは今年に入ってから。それまでは…

モノの衰退の因子

電子化されたデータって、モノと呼んでいいのかな? コンテンツではあるけど、モノではない? 手に取れないものはモノじゃないのかな。 だとして、手に取れるものはモノだとして、取れないのはモノじゃないとして。 本とかDVDとかもモノだ。 見る内容こそデ…

20160302 FANCLUB UNDERWORLD 5 (Zepp DiverCity)

向かったはZepp Divercity、ライブハウス。 ポルノグラフィティのファンクラブイベント。 ライブハウスで!ポルノグラフィティ! アリーナをも満員にするくせに、2000人近くしか入らないライブハウスでライブだなんて! さぞかし近くで見れるのではないかと…